くすんだ光が背筋の谷に陰おとす

 

年間ベスト書いたのにまた書いてんのと思われるかもしれませんがまた書いてます。書くことで生きながらえていると言うと泳ぎ続けなければ死んでしまうマグロのようでかっこいいですがまあ手癖で書いてるだけのことなので。「手癖」が「てくせ」でしか変換されないのキモすぎる。そういう読み方なのか?だとしたらもっとキモい。

今年は私史上最も音楽を聴いた年でして、忙しいはずの年なのに何やってんのと仰るかと思いますが実際そのとおりであります。そもそもこのブログを書いている暇すら本当はないわけですが、泳ぎ続けなければ死んでしまうマグロのように私も書き続ける性分なんですよね。

 

性分なんですよね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

このブログは何が目的かと言いますと本当の年間ベスト、つまり今年聴いた「すべての」曲の中からリアルのベストを選ぶというわけなんですね。書ける話題があればどんなものでも飛びつく。毒山でございます。特に内容はないのでさらっと読んでいただければと存じます。

 

 

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今年一番聴いた曲はfrom20のChemicalでした。なぜ151回も聴く顛末になったかというと、from20とHellogroomによるレーベルTHE FAKER CLUBのライブに行った際、帰りに対して広くない駅の構内で30分迷子になるという大ボケをかましまして、その際Chemicalをリピート再生していたのでございました。from20の出す曲はどれも本当にいい曲でとても助かっているのですが、151回ってことは3分計算で453分?時間に直すと7時間半だそうです。

 

 

7時間半!??!?!?!?!?!?!???!??!?!?!?!?!?!???!??!?!?!?!?!?!???

 

 

Angelと4Wallsは勉強の際のBGMとしていた時期があったのでさもありなんという感じですがGlitchとCroquisはすごいですね。ウンビには本当に助けられました。まさしく今年のベストアクトと言えると思います。クォン・ウンビのあちこち現れる私を捕まえてみや〜ち。

 

 

 

THE FAKER CLUB繋がりで言うと、HELLO GLOOM(ナウンジェ)が元々所属していたIMFACTのThe Lightを狂ったように聴いていた時期がありました。

 

勝手にすいませんが国宝に認定させていただきます。ウンジェさんの声(サビのやつ)良すぎますよね。永遠にいい曲。

そしてfrom20が所属していたBIGSTARの月光ソナタ

 

すいません、こちらも国宝に認定させていただきます。永遠にいい曲2。

 

 

ベストアクトと言えばCoconaさん…というのは年間ベストの方で書いているので置いておいて、今年最も救われたアーティストはKim Okiだったように思います。

 

Love Flower

Love Flower

  • 김오키
  • R&B/ソウル
  • ¥1222

ほんまありがとうな。と拳を突き出すしか私にはできません。ジャズって……良いですねとなったのはソサムエルのおかげなのですがそもそもキムオキは果たしてジャズに分類されるのでしょうか。エレクトロジャズ?たぶんそんなものはないでしょうけど私が今名づけました。音楽のジャンルというのはこういうところから生まれていくものなんですよね。毒山でした。

 

 

そして救われた曲たち。

 

いやー、素晴らしいですね。こどなの階段なんかも本当に素晴らしくて、詞がもう……素晴らしい。1000万枚くらい売れたんでしたっけ?

 

 

ベッキョンの声、国宝に認定。

 

 

ああ!私のために歌ってくれているのでしょうか。愛しています、永遠に。

 

 

ceroもよく聴いてました。cero、いいですよね。JPOPに注目するようになってから詞というものをよく読むようになりまして、(時間的に)制約のある言葉の世界の中でここまで奥行きを見せられるとは……という驚きに満ちあふれています。知識も浅いガキが何言ってんだという感じでしょうがなんか……音楽ってすごいんですねって。

Double Exposureなんかは本当に凄まじくて、曲の始まりが「くすんだ光が背筋の谷に陰おとす」ですよ?こんなこと思ったことないんですけどありありと情景が浮かんでくる様がもう!もう!すごすぎます。

 

 

 

そして、betcover!!の異星人。

 

夏の荒野を駆ける遠吠え、鉛筆の芯の白い光。私は恋をしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあとは言っても(?)今年はNewJeans無しには語れませんよね。

 

NewJeans 1st EP 'New Jeans'

NewJeans 1st EP 'New Jeans'

  • NewJeans
  • ポップ
  • ¥815

Attention, Hype Boy, Hurt, そして……Cookie。シンプルにいい曲勢揃い。Dittoもかなり好きでした。どうなってるんでしょうか。なんか成績もすごいらしいじゃないですか。興味ないですが。

あのねえ!New Jeansはいい曲勢揃いですがいいEPではないと思います。異論は認めます。いいEPではないというのは、まとまりがなさすぎるから。シングル4枚で良かったんじゃないという感じ。だから何という、別に、なにが言いたいとかもないんですが……………。異論はもちろん認めます。

私が一番好きなのはやっぱりHype Boyです。具材〜。

 

あと全然関係ないけど「Cookie」ってどう考えても「クーキー」ですよね。それでは。

 

 

私は自我が生まれたのが最近なので"昔"を経験していないのですが、過去の曲には歴史が蓄積した分かとても大きな魅力が詰まっていて、そういった"ディグ"の楽しさに気づけたのは今年一番の収穫だったように思います。高田純次深イイ話で「老人は説教, 自慢話, 思い出話は抑えないといけない」と言っていましたがでは無い思い出を遡っている私は何になるのでしょうか。「新しい老害」と呼んでください。YouTubeショートとかインスタのリールとかで流行りの音楽を水滴のようにちょろちょろと摂取する毎日ですが早くも時代に乗り遅れてしまって私はミイラにでもなってしまうんではないかと思い戦々恐々とする毎日です。以上毒山でした。それではみなさん、苦労のない穴にさようなら。